この本で大事なことは以下の5点。
ルール 言語化されたルール
位置 上下の関係でコミュニケーション
利益 利益の有無で人を動かす
結果 プロセスではなく結果を見る
成長 未来の成長を見る
プレーヤーからマネジャーに変わった時には、仮面を被りなさい。
ありのままでいた方がいいのはあくまで家族や親友の前だけなんだよ。
というのがこの本のポイントです。
個人的になるほどなと思ったのは、「結果」のところ。
あくまで結果で判断しなさい。
そこに至るプロセスは評価基準にはならない。
頑張りを評価するのではなく、結果です。
まあこんな感じです。
当たり前です。
でも、なかなか人間ってこんなドライにはなれないものだと思います。
ヒイヒイ言いながら残業頑張って成果をあげたらよく頑張ったと言いたくなるもの。
もしそれで結果が出なくても、労うことはしたくなるものです。
でも、それは会社に利益を生み出しているか。
頑張りは何も生み出さない。
いや、生み出す可能性もあるけど、そこに重きをおいてはいけないということです。
プレーヤー自身がそのプロセスを重視するのは大事です。
なぜうまくいったのか、なぜ結果が出なかったのか。
その分析をすることがのちに結果に繋がるかもしれない。
マネジャーとしては、その振り返りを促すことが仕事です。
結果が出なかったけど、頑張ったな。次はきっといい結果が出るよ。と励ますだけじゃなだめ。
その分析をしていなければ促す。
間違った方向に行っているなと判断すれば、助言する。
そしてその根拠は常に数字であるべきです。
目標に何%達しなかったので、その溝を埋めるために〜を何%増やしますとか。
口で言うのは簡単だけど、実際行動に移す、移させるのは難しいな〜とも感じますが。まさに「詰める」技術の習得も必要です。
最初の5点のポイントと、マネジャーはドライでいた方がメンタル的にもいいぞ!ということが書かれています。
気になる方は是非!